いま（2012.11月現在）個人的にイチオシな八犬伝もの二次作品として、
「サトミちゃんちの８男子」という作品があります。
角川つばさ文庫というこども向け文庫レーベルから出版されている、
対象年齢・小学校中学年向けの、八犬伝ものライトノベルです。

ネオ里見八犬伝 サトミちゃんちの８男子（１） (角川つばさ文庫) (2011/08/15) こぐれ 京 商品詳細を見る

両親を亡くした天涯孤独な里見サトミちゃんという少女のもとに
呪われ男子達（イケメン、らしい・笑）が現れ、サトミちゃんの日常をめちゃくちゃにしていく、という
簡単にいっちゃえば逆ハーもの、ですね。
ですがですが子供向けと言って、能天気な逆ハーものと言って侮ることなかれ。
自分の辛い境遇にもめげず、それぞれの男子達の呪いと向き合っていくサトミちゃんの、
可愛くてかっこよくて、そして年相応、等身大な女の子らしさにとても惹かれます。
男子達もあほでかっこよくて可愛いです。八犬士の名前をほとんど崩してないのもスゴイ。小文吾はブンコになってるけど。
シノはどっちかってと荘助っぽいなーとか、このケノは独特だなあ、ゲンパチ真面目だなあ、と思うけど
それはそれで個性的な、まさしくサトミちゃんちの八犬士の像ですね。
ご自分のオリジナル八犬士をお持ちの方は比較してみるのも面白いと思いますよっ
私も比較してみました。比較と言うか、独断と偏見によるコメント。

いずれこのページでも二次作品などを取り上げるコーナーを設けたいな〜と思ってますが、
とりあえずは拙ブログたまきはるのこの紹介記事を参照していただきたいです。（新ウィンドウ開きます）
2012年11月現在五巻まで刊行中。角川つばさ文庫の感想のページでも小学生からのコメントがたくさん寄せられていて、
その人気ぶりを伺い知ることが出来ます。
さあ、原典八犬伝まで辿り着いて！　未来有望な八犬伝ファンののびしろの少女たちよ…！（必死）
ですが。
大角さんに当たるキャラクターだけまだ出てきておりません。
ということをネタに、みんなで大角さんをいじめているお話です。サトミちゃんネタバレ前提です。
らくがきクオリティ。ちょっと腐ったおほもネタがありますが、あくまでネタです。

言っておきますが筆者は大角さんが犬士の中で一番好きです。

大角さんは怒らせたらきっとこわい。　→つづき

ものすごくどうでもいいことなんですが、最後のコマの大角さんが噺家の柳家さん喬師匠に似てる…気が…！
似せた気はないのにちょっと得した気分。