ほのぼのなんちゃって現代三国志連作短編
架空の都市・三国市を舞台に、二重人格の女子大生・柳井喜備と天才小学生・御法亮と友人達、
あるいは高等遊民・鷹巣曹と強運女子大生・鷲羽操の恋愛話、あるいは女装少年ケン・アンダーソンにまつわるお話など
少し不思議でおかしい日々だけれど、大切なことをひとつずつ見つけていく、作品ごとに様々なテーマを描く連作短編シリーズ。
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みくあいショートショートに読み切り「月の花」掲載しました。原稿用紙100枚程度の短編です。
もうすぐ卒業――大切な二人の友達にお礼がしたい。 そんな願いを抱く平凡な女子高生・柳井喜備は、 ある日セレブで天才だが孤独な少年・御法亮と出逢う。 “友達なんていねーもん” そう嘯く亮の「友達」に、喜備は果たしてなれるのか……? 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11(完結) |
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晴れて大学生になった喜備達。 ある日二年生の薄雲春龍と出逢い、徐々に親交を深めていく。 しかし喜備に眠るもう一人の喜備が現れた時、 喜備、亮、そして春龍に少しずつ変化が訪れる。 “雲は白いだけが雲ですか? 林檎は赤いだけが林檎ですか?” 喜備の見つける答えと、喜備と喜備の新たな始まりの物語。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 (完結) |
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強運にして凶運の持ち主・鷲羽操。 彼女はある日、鷹須曹という男から偶然声をかけられ…… 「愛の病」に続く、ある男女の出逢いの物語。 1 2 3 4 (完結) |
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夏に向かい、親交を深めていく曹と操。 曹に特別な感情を抱いていることを知った操は、 あまりにも強く彼を求める想いに戸惑いを隠せない。 “ただの友達でいたかった” 二人のぎこちない恋の結末は。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10(完結) |
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喜備達と友情を深め、小学校へ復帰した亮は、 一年生の女装少年ケン・アンダーソンと出逢う。 彼はどうして日本にいて、そして何故女装をするのか? 友情を深めながらも気になった亮は彼を密かに調べ始める。 しかしそこに待っていたのは……。 “二人はまだ、子供だった。黄金の光の中にいる、子供だった” 1 2 3 4 5 6 7(完結) |
恋のぼり日和 | 亮の失言によって“もう一人の喜備”が再来。 必死に本来の喜備を呼び戻す亮は、あることに気がついた―― 「三国駅」から一ヶ月後程のお話。 |
クリスマスの夜に | どこもかしこも賑やかな、クリスマス近い十二月。 だけど亮は「サンタなんかいない」とひねくれていて…… |
月の花 new! |
その美貌と才能ゆえ、家族に虐げられながらも囚われている、 亮の幼馴染にして最愛の少女・幸月英。 秋の深まるある日、喜備達の大学に遊びに行くが、 月明かりの下で、英は亮に別れを告げようとして―― あの子の笑顔は、太陽のようでいて。 けれども月に咲く花のように、寂しくて。 【 幼馴染|少年少女|恋愛|孤独|月|100枚程度 】 |
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