2015.03.28
これといって原典ネタでも季節ネタでもない、なんでもない思いついただけのねたです。
たまにはこういうゆるいのを。っていつもゆるいな。うん。
でもちょっとこぶけのです。ちょっとてかだいぶ。
でも基本奥さん愛のふたりのつもり。


少女向けアイドルカードゲーム・アイカツ!で満を持して登場した和服ブランドの服を毛野ちゃんに着せたい!
と思いカードとか資料とかにらめっこして描いてたのがこちら。模写ってしんどい…!

クリックで別に見なくてもいい原寸。きたないですらくがきなので。牡丹柄ヘブンリーコーデといいまして、
牡丹といえば八犬伝でしょー! ゲットしたら絶対毛野ちゃんに着せよーと思ってたのです。
このブランドのアピール(必殺技みたいなの)も毛野ちゃんがやったら絶対似合う……と思って
和傘を描こうと決めたまではいいのですが、開いた和傘の絵なんてかけねーよ! ということで泣く泣く傘を閉じました。

自分とこの毛野は鎖鎌が武器と言う設定なのですが、このイラスト描こうと思った頃から
「毛野ちゃん傘が武器っていうのもよかったなあ」って思ったので、うまれたねた。

きたないだのなんだの傘に対しての苦情はそっと心にしまいましょう

でもそういう戦い方もアリ

電探とは今でいうレーダーです

二十年ぶりくらいにカービィかいたよ

【毛野】あーもう! ホント乙女心のわかんねー奴らだよ。
【毛野】(オレが傘なんてわざわざ取り寄せたのは……)
 (そもそもこの時代にこの和傘はあるのか)(このねたぺーじで今更なに言ってんだ)
【毛野】(やってみたいことがあったから……だし)
【毛野】(あ~……小波怒るかな。奥さん差し置いて、って)
【毛野】(……オレには勿体ない程いい子だから怒んないか……)
【毛野】(傘を取り寄せた理由……それは)

【小文吾】およ? 毛野さん。
【毛野】! 小文吾!
【小文吾】おしゃれなもん持っとるのお。おや……。
【毛野】あ……雨……。
【毛野】(うそだろ。タイミング良過ぎ。雨も、小文吾も……)
【毛野】……。……!
【毛野】あのさっ! 小文吾!
【小文吾】うん? なんじゃい?
【毛野】濡れるし、一緒にはいろーっ、……ぜ?

【毛野】(そう……)
【毛野】(……相合傘)
【毛野】(いっぺん。やってみたかったんだよな)

【小文吾】ほうほうほう。それはええのう。わしもこんなハイカラなもんに入れてもらえるなんて。
【毛野】(乙女の夢……!)
【毛野】(やばい、雑誌で予習した胸キュンエピソードが脳内を駆け廻ってるぜえー!)  どこの雑誌だよ
【毛野】(くっつきあったり! 吐息が近かったり!)
【毛野】(はっ、さすがにオレ、キモイ!)
【毛野】(小波……これはお前とのよこーえんしゅーだ! うん!)
【小文吾】毛野さん?
【毛野】は!
【毛野】い、いいだろっ! なっ。ほら、ここもって。
【小文吾】ふむふむ、こうじゃな。





【毛野】……。
【毛野】濡れとる……。
【小文吾】ははは、わしら体格差がありすぎるのう。
【毛野】う、うー……ん……。


【小文吾】このままぼーっとしとったらますます濡れるから行くかの。
【毛野】そだなー。
【毛野】(まあ理想と現実は違うってな。あ~いあいがさのところ~っと……)
【小文吾】雨も、いい天気じゃな。
【毛野】右傘に誰が宿る~♪ って、そう?
【小文吾】こうして毛野さんと一緒に傘の中に入れるしのう。
【毛野】……!
【小文吾】こういうの「あいあいがさ」って言うんじゃてな。弟が言うとった。
【毛野】……。
【毛野】……なんだ。知ってたんだ。
【毛野】……。
【毛野】……姫これ知ったらぜってーカンカンに怒るぜえ。
【小文吾】弟も職人に傘作らせるじゃろうなあ。
【毛野】なんか、超想像できる。
【小文吾】わしも楽しみじゃ。
【毛野】お互い帰ったら奥さん孝行だな。
【小文吾】じゃなー。


だいぶこぶけのになってしまって こんなの書いてるけど過度のおほもは地雷だよ
私の生まれた季節は雨の季節だったり私の住んでる金沢は雨の街だったり、
ぶっちゃけ雨が好きとはあんまり思えませんが、小説やお話の題材とか、舞台装置としての雨はすきです。
毛野ちゃんが口ずさんでるのはaikoの相合傘と言う曲です。失恋曲だけど。
aikoには4月の雨と言う曲もあるぞ(何だよ今思い出したように

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