谷山浩子さんの曲に「偉大なる作曲家〜Decomposing Composers〜」っていうのがあるんですけど
今回はそれのパロです。(「テルーと猫とベートーヴェン」収録)
これはモンティパイソンの曲らしく、訳詞は浩子さんによるものです。

何でこの曲を持ち出して来たかと言うと、
八犬伝の終わりの終わりって里見家がなくなるまでをさらっと書くんですが
そのさらっと具合がどうもこの曲や、この曲の最後についている語りを思い出させて。
でも里見家代々のイラストはさすがに用意出来ないので、犬士達にやってもらいました。
いや犬士とか言いながら馬琴さまとか浜路とかいるけど。



































お家がピンチの時には、どこからともなく現れるのだ…!!!


いやお前らから里見家捨てただろって言う。
はいおそまつさまでした。


では元ネタの最後の語りを里見家で↓

里見義実 1488年 死去
里見義成 1501年 死去

里見義通 体調悪く 1502年 死去
里見実尭 1532年 まだ生きてた 1533年 もう生きてない
里見義豊 1533年 宴会に出席 1534年 もう全然面白くない
里見義尭 1542年 毎日上総の兵相手にものすごい勢いで戦い続け 1556年 黙った 

義尭の没年がわからなかったので七代義弘が三浦を北条氏から奪った年にしておきました。
この辺り原曲聴いてないと面白みがわかんないのでぜひ…… 検索などして聴いてみてください…^^
モンティパイソン版もさっき聴いたんだけどなるほど、英語ではDecomposeが分解するって意味の動詞で
Composer(作曲家)とは韻を踏ませているのね。
しかしそれを「分解して骨」と訳す浩子さんのセンスすごい……。

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