2013/06/08

ウェーイ! 八犬伝ぺえじりにゅうあるから8ヶ月目、
ようやくたまくしげ小説ページ内に「八匹の犬より愛をこめて」がオープンしまっしたぜーい!
この日に初出しした小説は伏姫主役の「彼女のはじまりの物語」前編ですが、
たまたまスキャンしてあったネタにこれにも出てくるエピソードのものがあったので、
ひとつ自分で余韻をぶっこわしてみようと思います。多分これも誰もが考えつくネタ。



















だいたいあってる。……いやさすがにそれはどうなの。

犬モノで海外の文学作品と言えばそう、やはり「フランダースの犬」でしょう。
と言っても私はアニメの方の、この有名な最終回ネタしか知らないわけですが。
ネタ描くにあたってwikiとか見てみたりしましたが、なかなかヘヴィな話… ネロにとっての吉報も、間に合わないし…。
ちなみに八犬伝と同じく19世紀に書かれたお話だそう。

このラストは、海外の人からしたら「負け犬の死」としか見えないらしく、従って評価は低いそうなのですが
日本人には「わびさびの心」や「無常感」を感じる感受性が多分、民族として備わっているので、
ネロとパトラッシュが死ぬという結末に、じぃん、としてしまうのだそう。
……と言う記事を以前どこかで読みました。確かYahoo!ニュース。
平家物語とかでもそうですよね。夏草や つわものどもが 夢の跡って感じで。
だから悲恋とかも人気なんかもしれんね     だからって浜路と雛衣のことは許してないからね?
自分は悲恋好きでは無い方です ハッピーエンドがええんや。しあわせにしたいんや。

ちなみに「パトラッシュ……ぼくはもう疲れたよ」は有名な台詞ですが
アニメ本編の正確な台詞は「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだか、とても眠いんだ」だそうです。
間違って伝わってる、一種のネットスラングやね。同人用語みたいなところもありますな。

しかし、“犬と共に死ぬ”と言うモチーフが、ほぼ同時期に書かれてるってちょっと意外ね。
パトラッシュも八房も飼い主を慕ってるしね。

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