本来ならろぐに分類されるきちゃないらくがきなんですが、
新八犬伝DVDの感想も兼ねてるし、
そもそもこのぺえじ、どうせこんならくがきばっかで大差ないんだから、と
(開き直っててすみません 訪問者のみなさまがたには深くおわび申し上げます…)
そんなわけで載せますです。

新八犬伝のノベライズ読み終わって、DVD買ったはいいものの、
時間の使い方が壊滅的に下手くそなのでなかなか見る時間が取れず難儀してましたが、
確かサトミちゃん6巻買う前日くらい、それくらいに見たような…
なのでちょっと時間経ってる感想です。感想なのでネタバレ前提でございます。
あっあと玉梓が怨霊が嫌って言うくらい目立ってる作品なので
玉梓多めです それと伏姫も というか女子しか描いてないような… あれっ??


NHK人形劇クロニクルシリーズVol.4 辻村ジュサブローの世界~新八犬伝~ [DVD]NHK人形劇クロニクルシリーズVol.4 辻村ジュサブローの世界~新八犬伝~ [DVD]
(2003/01/24)
藤井凡太

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NHKクロニクルシリーズという番組のDVDの一つに位置付けされてるので、
新八犬伝本編以外に貴重なインタビュー映像なども収録されてます。
それと同時収録で後番組の真田十勇士の回も。しかしながらこっちは未見。。。
発売日見てみたらもう10年前のDVDなんですねえ。


玉梓が怨霊でかいよ!!(何度も言ってる)
画中に出てくるプリンセスパレスは
作中の5〜7割くらい八犬伝な拙作プリンセスパレスのことです 自作品宣伝乙!
冒頭で日蝕が起こるんですが偶然です。運命だわー(違)

そして新八犬伝は第一話・二十話・そして最終回の3話しか残されていないので…
(最近提供された前半総集編が全国のNHKライブラリーで見れます)
(でも筆者の住む石川県はNHKライブラリーがないのである…ションボリ)
二十話が終わった時点で……

誰かソードマスター信乃ってギャグマンガ日和のパロやってくれないかなあ。
それはおいといて、思うに新八犬伝のゝ大様 つまり大輔は八郎の役割も受け持ってる。
確か玉梓の処刑に口出したのも八郎じゃなくて大輔だったし。
だから切腹するのは仕方ない流れだったのかなあなんて思うんですね。
最初、この結末を知った時は
カタルシスキタ――(゚∀゚)――!! だったけど、
創作をするようになってからは、この最後が本当に正しいのかなあ? と思ったりしてます。
八郎が男の操を通す、つまり腹を裂いて旧主・神余への忠誠を見せたことで
女である玉梓を処刑へ至らせたこととのつじつまを合わせた……って書いたのは綺想だったかな。
ここでは書きたいネタがあるのでゝ大さまのキャラデザが決まったら描こうと思う。


だよ!

そして誰もが えっ!? ってなることうけあいであろう
新八犬伝のラスト。

♪その瞳に吸い込まれたくて あたしは犬になるー わうわうわーう♪(aiko・犬になる)

じゃねー!!

やー 確かに最後犬になるってのは多分ぴんく先生のレポートでボンヤリ知ってた、と思うけど
これもゝ大さまの切腹と同じでこ、これでいいの…? な感じ。
しかもUFOですよUFO そういえばどこかで見たけど、馬琴さまって日本で最初にUFO見た人…? なんだっけ…?
ちょっとググってみたら馬琴さまが各地の奇談を集めた「兎園小説」の中に
UFOと目されるものの話が収録されてるみたい 画像も見たけど ……UFOだわ……

あだしごとはさておきつー。
そのUFOみたいにふよふよしてるものを船虫と網乾と運玉ノ義留が見つけるわけです。
船虫がわりと理想な悪女声でした。新八犬伝では表記は舟虫だったかな。
どうでもいいけど網乾と義留からさりげなくビイエル臭を感じた  ホモォ┌(^o^ ┐)┐

ぴんく先生が「結局誰も幸せになってないような」って苦笑まじりに書いてたはずだけど……
そう、ただ切ないなあと。
せっかく浜路生きてるのに。(雛衣は死んでます。浜路を生かして何で雛衣しなせた絶許!!!!)
ふと「伏 鉄砲娘の捕物帳」のラストを思い出したのだけど、いやあれは切ないよりも
むしろほっこりだったしハッピーエンドに近かったし…でもある種の切なさはあったかもだけど。
原典の仙人エンドを知った時も「ええ〜……そうなん? そんなんなんかあ…」って
なんかちょっと切なくなった、というかちょっと興ざめだったナア。

まあそれはいいとして ところで犬の惑星とか……猿の惑星公開された頃だったかな…
調べたらシリーズ最終作の最後の猿の惑星が公開されたのが73年で最初のが68年公開。
なるほど当時の視聴者なら知ってるか。現代で言うとスターウォーズみたいなもんかしら。邦画で言うなら踊る大捜査線とかか。

この最終回を初めて見たのはNHKアーカイブスの再放送を見た時なんですが、
なんでこんな、(マクロスF劇場版の)サヨナラノツバサみたいな終わり方やねんwww
ってつっこんでた。当時のツイート参照したら。

EDテーマは坂本九氏による「夕焼けの空」
ここの歌詞にすごく感動。


 ひとりぼっちじゃないんだ
 まだ知らないだけなんだ
 胸を割り 心開いて
 語り合い 信じあう友は
 きっとどこかで 待っている

 夕焼けの空は 君たちの血の色
 愛し合い 助け合う 誓いの赤


私の中の八犬伝テーマの一つと呼応する。

 “ひとりぼっちじゃない”

リアルタイムで放送を見ていた方々が本当に羨ましい。
八犬伝綺想の小谷野敦氏までもが、この新八犬伝から八犬伝を知ったそう。(福武版後書きより)
それを知り思ったのは、八犬伝に限らず古典名作とか世界有名文学とか、無理に“お勉強”って感じじゃなくて
アニメとかこういう人形劇とか、子供が親しめる形で発信していけば、
後にすごい研究者を輩出するかもしれない一つの大きなきっかけになるんだろうなあ、ってことでした。
今の世の中だとそれは何だろう。日本語であそぼとかかな?


あ、劇場版の映像もちょこっと見れます。
劇場版DVD、こっちも手に入れるつもりなので、
見たらまたこんな感じの感想ぺえじこさえるつもりです♪

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