昭和34年版・映画「里見八犬傳」ってこんな話。

タイトルの元ネタは伏姫屋敷さんから!

ある日のこと。
八犬士たちがことあるごとに集う事務所の談話室にて……(どこにあるかなんて考えたらいけん)

【毛野】ん?
【毛野】何してんだ、信乃、大角。
【信乃】あ、いいところにー。
【大角】貴重な映像のDVDを見ようと思いまして。
【信乃】助かったよ〜毛野来てくれて。正直大角と二人だけじゃ何話していいかわかんなかったんだよね〜。
【大角】はっきり言わないでくれませんかッ!
【毛野】そんで? 何の映像?

昭和34年(1959年)に三部構成で公開された東映制作の映画「里見八犬傳」である。
以下この作品の感想を、こないだの感想だだ書き! みたくだらだら、実況メモのように綴ろうと思うのですけど、
ソフト化等はされてないらしく、映像を手に入れるのは大変むつかしいと思うので、
この感想を読んだだけでも大体の流れや内容がつかめるように、
台詞など出来る限り聴きとって書いたり、画像などを挟みながらなるべく詳しく書こうと思います。
で、そんな超貴重な映像は「伏姫屋敷」のゆーかさんに戴きました! 本当に本当にありがとうございます><!!

【信乃】そんじゃさっそく再生再生〜♪
【毛野】おお、東映のマーク(三角形の)
【大角】この頃から波がざっぱーんだったんですねえ。
【信乃】まずは予告編からみたいだよ。俺、映画のDVDって予告とか特報見てから本編見るからありがたいな〜。
【毛野】どんなのなんだろうな〜(わくわく)


天を覆って襲いかかる大蝙蝠(だいこうもり)
雲を蹴って飛来する大鷲
不気味な殺気をこめてせまる半魚(ぎゃ)人、
紅蓮の炎を吐いて殺到する大蛇!


【一同】……。
【一同】…………!?!?!?!?!(画面を凝視)
【信乃】……あれ? 番組間違えたかな…?
【毛野】こ、コウモリ……?? はん、ぎゃじん……!?!?


呪いの魔女、白比丘、青比丘がふるう妖怪の術に守られて
暴虐の限りを尽くして進む扇谷定正の大軍。


【毛野】妖怪軍じゃね、こいつら…?


あやういかな、その野望の前に、平和と幸福を守って立つ、滝田の少年城主、里見義通。
僅かなる恩を忘れず、身を以て主家を救った忠犬八房の霊にかわって、
仁義礼智忠信孝悌の八つの珠に結ばれる若き八犬士。


【信乃】八房爆死してるー!?!?!?!?
【毛野】わっ! 毛野役キレー! 男の人なのにキレイ! さすがオレ!!


犬山道節、
犬飼現八、
犬村大角、
犬坂毛野、
犬江親兵衛、
犬川荘助
犬田小文吾、
犬塚信乃の戦いの明け暮れ。
さらに、笹竜胆の護り袋に秘めた、数奇なる運命のもとにさらされる浜路。
そして、雛衣、早苗、時雨太夫。
南総の山河に、関東の天地に、忠犬と、若き犬士が展開する里見八犬傳、全三巻。


【大角】ほわぁ……雛衣もいます(*´∀`)
【毛野】いやちょっと、他の女性陣誰だよ。

そんなわけで、予告からしてツッコミが追いつきません。
予告編で八つの珠が出てた。スーパーボールっぽい感じ。
孝→紫 智→深い緑?(青に近い) 礼→灰がかった青 仁→パールグリーン
悌→イエロー 義→黄っぽいオレンジ 信→ピンク 忠→濃い目の黄土色 ってカラーリングでした。

タイトル画面。

第一部、サブタイトルはなし。
スタッフ・キャストロールは八犬伝の挿絵が背景になってる。伏姫と八房とそれを狙う大輔とか、手束に珠を授けるところとか、芳流閣とか。
ってよく考えたんだけど……伏姫は出てこないぞ、この映画w

(えいっや、えいっや、やー♪)
まっほうのたーまにきざまれた 八つの文字(もんじ)とおっしえとを
かーたくむーすーんーで いしずーえにー
同じさっだめに 生まれきたー
わーれらー (えいっやーえいっやー)
わーれらーはーさーとーみー
はーちーけーんしー
(えい!えい!おー!)

【毛野】……これ主題歌か?
【大角】どこの児童少年合唱団でしょうね…?

ここからは箇条書きなノリでいくですわよ。

・冒頭、山である。これが富山なのかしら。ジンベエと言う老臣がはぐれた二人を探してる。あんた誰よ。
・義実と大輔、狩りをしに山へ入った模様。
・「ジンベエの言う通りにしていては、猪どころか野うさぎ一匹探すことは出来んぞ」 \はっはっはっはっ/ ジンベエこんなこと言われてますよ
・どこからともなく、仔犬のキャンキャン言う鳴き声がしてくる。これが八房らしい。
・なんか突然大蛇登場ww 山のヌシらしい。
・「畜生と言えども見殺しには出来ん」と矢を射る義実。
・矢が刺さったらなんか火ィ吹きだしたこの蛇こわっ!!! ってかワイヤーらしきもの見えてんだけどww ちょっとww!!
・大輔に巻きつくヘビ! だが、義実一閃!!!!
・仔犬を無事助け出す義実。「どこぞの里から鷲にでも攫われてきたのだろう」 どこの浜路姫だよ。
・ジンベエ合流。「猪が仔犬に化けおったわ」なんて言っちゃう義実。
・すると何故か唐突に空に虹。八色の虹。ジンベエだったか大輔だったかが「お家御安泰の兆しでございましょう」って言ったけど、虹って往々にして凶兆として扱われてないっけ昔から。


何故かナレーション文が画面に。

 八房と名付けられた仔犬も
 義実以下城内の人々に可愛がられ、
 そして三年、里見の城は明るい笑いに包まれていた。


だがwww 突然画面に出てきてなんか笑えるww

扇谷がきたぞー! 進軍して来たぞー!
・八房が首を獲ってきたぞ!(見るからに作りものだが、余計になんかグロい)
・と言っても扇谷の首ではなく、敵将の一人のものらしいけど。
・赤ちゃんを抱いている人がいる。その赤ちゃんが姫らしいが、伏姫ではなさそう。

里見の城下のシーン。燃やされたりして大パニック。
・「燃やせー! 焼き尽くせー!」←蟇田權頭の軍らしいです。
・合戦シーンがあるのがいいね。
・蟇田軍が立ち寄った、いや押し入った宿? と言うか小屋? には旅芸人の一座らしき一行が。
・「女は残れ」とひどい振る舞い。「身籠っている者もおりますので」と反抗するとその妊婦さんの旦那さんは斬られてしまう。ああう…
・「それでもおっさんはお侍か!」ってくってかかる少年、なんか意味ありげだが特に何もないのである。何だったんだ…

扇谷の城のシーンへ。
・何かまたヘビ出たww
・その蛇が変身? ハハハハハハ ハハハハハハハと言う高笑いと共に白比丘、と言う妖術を操る女登場。妖術師は高笑いして出て来なきゃいけないルールでもあんのか。(全部見たら言ってることわかると思う)
・「里見義実は私の一族を殺した男……」 あ、もしかして冒頭のあの蛇のことを言ってるんだろうか?
・「今頃里見の城は祝い酒の真っ最中……」と察し、鷹を飛ばす。これが予告で言ってた大鷲だろうか。

滝田城のシーン
・いや〜〜〜〜♪ さかえよ〜〜〜〜〜♪ あ〜わの〜かみ〜♪ 歌いながら踊ったりお酒呑んだり。
・↑歌詞がちょっと聴き取れなくて残念。だがとにかく、聴くからに陽気である。
・そう、陽気で暢気。お祝い宴会ムードだわw
・って! そんなだから白比丘の飛ばした怪鳥が姫を攫っていったよーー! なるほどあの姫は浜路か!
・怪鳥は義実がまた矢を射て倒しました。

また扇谷攻めてくるなシーン
・攻めて参ろう、って攻めてきてるらしいけど、足取りゆっくりやん。
・術を使ってる白比丘。近くの蛇が彼女の娘・青比丘。
・娘姿となった青比丘に白比丘は言う。
 「もしこの母に万一のことあらば、そなたは母に代わり、一生里見の城を呪い続けるのじゃぞ」
 あー引き継ぎ作業って大事ですよねー(違)
・トランス状態になる白比丘。ムニャムニャムニャ何か呪文っぽいのを唱えている。
・顔に模様が浮かび上がる。まんま歌舞伎の隈取りみたいだ。

再び滝田城。
・白比丘自ら?乗り込んできて戦闘! って乗りこんでくる時こんときちょっとだけアニメーションだったよねw?
・ヘビ、ファイヤーーーー!!!
・八房、ひたすら戦う! たたかう!!!!
・八房VS大蛇を固唾を飲んで見守る城の者達。
・くんずほぐれつ! くんずほぐれつ!! どうなる…どうなる……!?
・って思ってたら!!

 宙に浮いていきなりバ――――――――――――ン!!
 や、八房、爆死―――――――――――――ッ!?!?!www
 白比丘(蛇)と相討ち、ってことだがww
 なぜww 爆発したww

・八房、八つの珠となって散ったみたいな感じ? キラキラと放たれたよ!

 忠犬八房の身より飛び去りし、
 仁義礼智忠信孝悌の八つの珠より八犬士、生まれ出づべし。
 里見の平和に危難到来せし時、
 八犬士現れてこれを救うべし。


【信乃】この声誰? 役行者?
【毛野】いや役行者この映画関係なくね?

・お前にも聞こえたか、大輔よ。と義実。義実によると天雷の声? らしい。天霊、かもしんない。
・白比丘が破れてしまったので、「負け戦の時は潔く退陣しろ」と言う白比丘の言いつけ通り、扇谷は引いていくのでありました。


またナレーション文字テロ。


www だが然しww なんだ何が起きた。

扇谷方面のターン。
・そうですまた戦なのです。義実の病気につけこんで扇谷がこれチャンスとばかりに強襲をかけてきたんだっぺ。
・むう、やり方がひきょうです! いや、二十年も里見を狙っていたこと自体には驚きだが。
・青比丘も成長していて幼女、ではなく立派な妖女に。
・そして里見方の少年王は義通。昭和29年版と同じく、目黒ユウキさんが演じられてます。ってかあれ、義成は??
・「この義通、たとえ幼少なれども、里見の文明(?)を汚しはしません」 (?)の辺りはあやふや。でもいい台詞。
・義実、八犬士到来の予言を回想する。大輔、ここで犬士を探すことを命じられる。
・成長し切った青比丘も白比丘のようにムニャムニャ言って妖術を使います。
・そして……義実、没……


場面は大塚村へ。
・好青年、信乃。剣の稽古中らしい。孝の珠を出してる。
・浜路が可愛い。しのさま…と言う呟きが何とも切なく、色っぽくてたまらない。
・なんかやたらハキハキとしてて活発な信乃である。
・近く戦が始まるのではと浜路が言うと、
「そうか。私もいつまでも、こんな田舎で一人で木刀を振り回してはいない! きっと世に出て見せる!」
 ううむ、東京に憧れる田舎の青年ぽいぜ。
・何が「花嫁さんになる人を忘れる程、私はぼんやりはしてない」だァーーーッ てめェツラ貸せや(゚Д゚)ゴルァ!!

「いじわる……人を驚かせて」
「この頃、浜路は怖いことばかり考えています」
「何だか……信乃さまと離れ離れになるような気がして」
「馬鹿だなあ、浜路と私は、伯父上の許してくれた仲じゃないか!」

と言って木に寄りかかっている浜路の腕をがしっと掴むのだが、
何て言うかこう、爽やかにいやらしい空気(激しく矛盾)なので青姦でも始まるんじゃないですかねって思った私は最高のゲスです。
でもね、本当に匂い立つカップルでな…!? いいじゃん青姦! 新編八犬伝でもヤッちゃったみたいな感じのあるし!!(ゲスい)

簸上宮六と軍木五倍二と蟇六のシーンへ。
・戦じゃ戦じゃと宮六。
・でも浜路を嫁に貰いたい宮六。五倍二に「早く浜路を何とかせんことには」
・五倍二「なかなか手ごわい女で…」 宮六「そこを何とかするのが、その方のつとめではないか!」 中間管理職つらい
・「浜路をものに出来なんだら、ただではすまんぞぉ」
・と宮六にいびられる五倍二だが、蟇六のところで宮六をさんざんにdisる。蟇六と談合。蟇六は信乃に許我行きを提案する。
・「私が古河の侍に!」目がキラッキラな信乃。疑うことをまるで知らない。浜路口説きが始まると言うのに、その目のキラキラは消えない。

浜路口説き。
・「浜路、来てごらん」←この台詞だけでしのはま好き的にはお腹いっぱいである。「おいで」とかそういう類の台詞に弱い。。。
・浜路を近くに寄せて村雨丸を見せる。「私も御所へ仕えて、父上の志を継ぐことが出来る!」

 「これっきりになってしまうのかと思って……」
 「何を言うんだ、そんなことが出来ると思うのか」
 「すぐ戻ってきて、浜路と祝言を済ませて、本式に古河へ行くのだ」
 ↑こんなことを真面目に言ってくれるだけで私は嬉しい……///

・「古河に行ったら、何をお土産に買ってこようか」 信乃なんかのんきっすね。そこに住むことになるのだからお土産などいらないって返す浜路の方が冷静である。
・いつも浜路が傍にいるように、と浜路が幼少の頃から持っているお守り袋を信乃に預ける。あ、あれは笹竜胆の模様…!? そこに孝の珠を入れることにする信乃。
・亀篠急病(もちろん仮病) 医者を呼んでこいとのことで信乃は慌てて出ていくが、この隙に村雨丸すり変えられちゃった>< 信乃よ……何がぼんやりとはしてないだ。嫁のことは忘れてないが村雨丸は忘れてたんだな? でもそれでイイヨイイヨ! はあはあ。

信乃出立。
・馬に乗って出たけど原典では徒歩だったなー。
・村の祠に信乃の無事を祈ってる浜路。そこへ通りかかったのはゝ大。老いながらも精悍な顔立ちがカッコイイ。
・「水晶のような珠を生まれながらに持っている若者がいるはずだが」「それは信乃さまのことでしょう」 って信乃が珠持ってること結構知られてるのか? あるいは珠を持って生まれたってエピソードが村には知られているのかも。
・代官やってきて浜路無理やり見合いに出されそうになる。こんときの亀篠の「おやおや待ち切れないんだね。男ってのは誰も同じ」って台詞がさらっと真理ついててイイ。
・勿論浜路は抵抗。「いいえ、嫌ですっ! お代官様のところへなど参りません!」
・捨て子だったお前を育てたのは誰だと思ってるんだい! と浜路をやりこめる。沈み込む浜路。しかし村雨丸を見つけた彼女は家を抜けだし、信乃に刀を届けに行こうとするのであった! ……村雨丸あんなところ(着物かけてある、その後ろ)つっこんどいたら駄目だろ。ずさんだなあ。
・浜路がいなくてパニックの大塚家。村雨丸も浜路が持っていったので、急いで彼女の行方を追う。

浜路、山道を駆ける
・しかし山道で転んでしまう。刀を抱きながら「いけません信乃さまっ、刀が違いますっ! 御所へ、御所へ行っては!」
・そこへ蟇六が追いつく。ここでもまた浜路を養育したと言う「恩」を持ち出す。
・けれど浜路は気丈。「わたくしは、信乃さまとお約束したのです!」
・刀をめぐってくんずほぐれつの蟇六VS浜路。ああっ! 浜路は崖下に落ちてしまう! 村雨は蟇六の手に。
・「こうなりゃ、代官所なんかくそっくらえだ」と浜路を容赦なく見捨てる。「これ(村雨丸)さえあれば御の字よ」

しかし。
帰ろうとした蟇六の周りが突然暗くなり……
襲いかかる!!! 火の玉!!!!

【信乃】えっえっ、な、何!?

“その刀を置いていけ……!!!”

【信乃】謎の声!
【毛野】あっ刀飛んでく!

はははははは……!
はははははは……!!!

【大角】な、なんですかこの高笑いは…!?

はははははは!!
はははははは!!

【信乃】こ、このシルエット、誰……!?
【毛野】やばいこのポーズだけで笑えるwww

ははははははは!!!

そうです。
察していただければありがたいけど、

道節!!! 爆誕!!!!! というか爆登場!!!

【信乃】エエーッこれ道節なのー!?!?
【大角】ま、まあ圓塚山らへんですから妥当ですけど!
【毛野】何故暗くなるwww 何故笑って登場するwww 何だそのポーズww くっそムカつくwww

ちなみに演じておられるのは若かりし頃の里見浩太朗さんです。あ、顔立ちがたしかに。この頃は浩太「郎」かしら
はい。話には聞いてましたけど登場から大変爆笑させていただきました。ほんと何だそのポーズは。意味不明過ぎて笑えるわ。

蟇六VS道節!
・「この刀は貴様のような悪党の手にする刀ではない」 って村雨のこと知ってんのかよ。弁慶みたく刀狩りでもしてたのかも。
・あっけなく蟇六を殺っちゃった道節。「見事だ……これだけの刀を……」

さて浜路はどうしているか。
・倒れている浜路のところに釣り竿を持った青年が。「あっ、蟇六様のお嬢様!」 お前誰?
・彼に起こされる浜路。「信乃さまっ!」←それしか言わんのかw ありがとうくらい言いなよw

さて、村雨丸献上の段。夜の芳流閣って珍しいなあ。
・なかなか凝ったシーンだ。回廊歩くところとか。
・偽物だっ! ってここで初めて気付くとか、余計に信乃アホやん? 昭和29年版でもそうだったと思うが。
・「今しばらくの御猶予を…!」 と土下座信乃。
 しかし「者どもかかれ!!」 運命はいつだって問答無用!!!

 さんじのっほうこうっにっ! てきっきーはあっけーん でーすとろーい! おとめのいのーりー!
 リン・リンリン・リ・リン! リン・リン・リ・リン! リン・リンリ・リン!
 \ベルがなるー! 襲来だー!/ \えー/
 ワン!ワンワン・ワ・ワン! ワン!ワンワン・ワ・ワン! ワン!ワン・ワ・ンワ
 \ちょっとそこあぶないよー/ \どいてー/
 ドン!ドンドンドドン! ドン!ドンドンドドン! ドン!ドンドンドドン!
 \どっからでーもかかってこい!/ \こい!/
 さいっこうきゅーのハッピーネスト と、どけーる!
 花盛り! 夢見がち! おとめのいのーり!
(ももいろクローバーZ「Z女戦争」より)昭和29年版より長めに引用。

・太鼓が鳴ってる。M&Oの舞台を思い出すな。多分これが緊急召喚の合図なんだろう。
・「おお! 現八か!」と成氏が言うので信頼厚いのかな。捕まってないみたいだ。

一方、浜路の方は。
・「急ぎましょう!」と浜路と共に走るさっきの青年。
・陰から見守るのはゝ大さま。御所の外から様子わかるんかいな。
・ぱっぱっと信乃サイド浜路サイドと画面を切り替えて見る者の緊張感を煽る演出みたいだ。
・「大塚村の庄屋の下人」と言われたから、青年はどうやら荘助らしい。

【信乃】それは……随分さらっと出てきたね。
【大角】原典でもさらっと初登場しますからね…。

戦う信乃パートと荘助パート。交互に入れ替わる。
・信乃、ひたすらチャンバラ!
・そんなところに現八きたー。しかし足取りがわりとゆっくりなのがなんか笑える。
・外見はたすき掛けにハチマキに手甲。うむ、いかにも現八って感じ。
・「御所きっての豪勇と呼ばれたその方ならば、見事あの曲者、討ちとってみせい!」
・荘助に守られる浜路はと言うと、「信乃さまっ!」 ってそこに信乃いなくて荘助いるんだからそっちを叫んであげなよw!
・さあ芳流閣登ったよ! 楼閣の上っていうか、神社とかの屋根の上っぽいチープさがあるような。
・ちらっと映った屋根の部分に「芳流」って書いてあって、なんかとってつけた感が余計チープw
・現八は二刀流です! かっこいい〜〜! しばし信乃VS現八をお楽しみください。
・ぱきーんと信乃の刀が折れる! お互い、武器を捨てて「さあ! 組手でこい!」「望むところだ!」って言うただの試合になってる。
・くんずほぐれつしてるところで……第一部終!!!


はい。とてもじゃないけどツッコミがおいつかないぞ。予告の時点でもそうだったけど。
以上第一部でした。

【信乃】まだあと二部三部とある……んだよ、ね。
【毛野】昭和29年版の第一幕もこういう感じの終わり方だったなそういえば。
【大角】この後の展開が気になりますが…… とても荒唐無稽な感じになってそうですね。
【毛野】心して再生しようぜ。

そんなわけで第二部へ〜

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