○八犬伝をおいかけて − 八犬伝関連作品紹介ぺえじ○

○かてごり○
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【その他・ちょっと八犬伝ぽい or 八犬伝ネタあり!作品】


【二次作品・ゲーム】
八犬伝のストーリーや設定、人物名など、またはそれに近いものを用いている、オリジナル要素の強いゲーム作品。

 
「るいは智を呼ぶ」(暁works・2008年)「るいは智を呼ぶ フルボイスエディション」(暁works・2010年)
・亡き母からの手紙に導かれ、主人公・和久津智は家なき子・皆元るいと出逢うやいなや忽ちトラブルに巻き込まれる。そうして智は自分と同じ「呪い」と「痣」を持つ、るいを始めとする五人の少女達と出逢い、“同盟”を組むことになる。問答無用でやってくる運命に抗い、この呪われた世界で生きていく為に。けれども問題が一つ。智は、“男の子”だったのだ――。これは、運命に呪われた八人の少年少女の、呪いと絆と戦いの物語。
・アダルトゲームブランドAKABEiSOFT2の姉妹ブランド暁worksの作品第二弾。ジャンルは「新美少女エンターテイメントADV」
・「智」と言う子が女装をしている・体にある痣・痣を持つ者の特殊な能力、そして同盟、等々もそうだが他にも各ルートで小ネタとしてひょっこり現れる地名や人物名などに八犬伝由来のものがあり、智が自分達のことを野良犬に喩えたり、「芳流閣の戦い、みたいな」「牡丹の痣はないけれど」などの隠しサブタイトルからも八犬伝を典拠にしていることが明らかであるが、公式には明言されていないということ。しかし最後の最後に決定的なものが出てくるので立派な八犬伝二次作品である。
・犬士の名前とかそのまま使っているわけじゃないし、そのままの犬士達が女の子になってるわけでもないけれど、そういういかにも「表層をなぞっただけ」みたいなものではなく、ばらばらだった、互いに孤独だった存在が、何かの繋がりを得て「絆」をはぐくんでいく、過酷な運命に立ち向かっていくという感じで、本質的に「八犬伝」をやっている作品。
・そういう意味で現代を舞台にした八犬伝ものでは間違いなく最高峰のものではないだろうか。かなりお薦めの作品。男性向けアダルトゲームに抵抗がなければ是非プレイして頂きたい(とはいえ、濡れ場自体はそんなにないけれど)ちなみに先行する二次作品で言うなら碧也ぴんく先生の「BLIND GAME」にわりと近いので、「BLIND GAME」が好きな人にもお薦め。どちらも○○が物語の最後でキーになっている! 是非是非プレイしてみてください。
・体験版では共通ルートをまるまると、るいルートの最初の方まで遊べてかなり気になる終わり方になっているので、まずは様子見したいと言う方は公式サイトでDL出来ます。フルボイス版の体験版もあります。
・人気を受け、発売から二年後に智の声を追加したフルボイスエディションとファンディスク、ドラマCDが発売。また2013年5月にはオリジナルストーリーでのノベライズがついに発売。また、ファンディスクの内容も収録した全年齢移植版がPS VitaとPS3で2013年秋に発売。
参考リンク:呪われた世界を、やっつける!【るいは智を呼ぶ 感想】(ブログ「たまきはる」記事・大いにネタバレあり)
るいは智を呼ぶ公式サイト(R18サイト) るいは智を呼ぶ@まとめwiki


八犬伝ぺえじトビラにモドル

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